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No.10 山崎一彦さんに会って1



山崎一彦さんに会って1

   99世界陸上   400mH 山崎選手の決勝ならず・・99世界陸上 このニュースを読んだ時に私は思いました。大衆マスコミが言うような「油断」とか、 「調整ミス」ではありません。テレビ番組での「自己最高記録」のランキングで「メ ダル」や、「入賞」を予想するマスコミは、アマチュア選手にとっては迷惑である事 はもちろんです。聴衆は選手の自己記録が「本番で何度も出せる」と勘違いします。 陸マガ的には、伊東浩司選手と山崎一彦選手が、ワールドグランプリ転戦を経由して、 世界戦本番に挑む・・という新しいスタイルを評価したい、という記事が掲載されて いてひと安心です。今までの日本代表は、国内で優位に試合を進め、自国でじっくり 調整し世界大会に・・のパターン。世界ランカーの伊東選手、山崎選手はグランプリ 参戦権を用い、欧米一流選手と同様のシーズンパターンに挑戦したものです。その疲 れはもちろん隠せなかったのですが、それでも伊東選手は100m10,1くらい、 山崎選手は400mH49秒での転戦は素晴らしいと思います。 もともと山崎選手は、単身欧米サーキットを転戦し、アメリカで冬季長期合宿をして きました。だから競技に対するモチベーションは、図抜けているわけです。独学で言 葉を駆使し、見知らぬ選手と相部屋で寝泊まりして、転戦するそうです。そうしてい ると、世界大会メダリスト達とも認めあって トレーニングや、連絡をとりあう仲間になるといってました。同じくらいのレベ ル でないと練習にならないのでしょう。 それでも「おいヤマザキ、練習やり過ぎじゃないか?」・・といわれるそうです。 ・・・!。 筆  のもと歯科 (1999年) <<前の記事へ 次の記事へ>>